痛みのメカニズムについて

この記事の所要時間: 212

痛みとは何でしょう?

痛みというのは非常に厄介な感覚ですね。きっとこれを読んでおられるあなたも痛みに日々悩まされているのではないでしょうか?

そんな痛みについてですが、そのメカニズムはかなり複雑なものになっています。むしろ患者様にそこまで求める必要性があるのか考えてしまいます。ですが、知らないより知っている方が何かの役に立つと思いますし、知るだけでも痛みの軽減にも繋がってくると思うんです。

少々細かいですが必要だと思う知識だけ、日々の生活に役立ててみてください。

痛みの定義

「実際に何らかの組織損傷が起こったとき、または組織損傷を起こす可能性があるとき、あるいはそのような損傷の際に表現される、不快な感覚や不快な情動体験」

これは国際疼痛学会という機関が定めた定義になります。簡単に言うと、痛みは不快な感覚であるということです。

痛みの感覚が好きな人は恐らくいないと思います(ある一定数を除き(笑))。痛みの役割というのは、防御反応としての働きや危険を察知するためにあると考えられています。

痛みを感じなければ骨折していようが、大やけどをしていようが関係なく動き回れるので危険極まりないです。こういった自分の命に何か危険がある場合には痛みの感覚は非常に役に立ちますね。

しかし、一方で怪我をしていないor怪我は治っているのにもかかわらず、ずーっと痛みが続いてしまうことがあります。これを慢性痛と言いますが、慢性痛は基本的には必要のない感覚です。

では、どうして慢性痛は起こってしまうのでしょうか?

慢性痛を紐解く

まず、慢性痛というのは3つに大きく分けることができます。

1、炎性性疼痛

2、神経障害性疼痛

3、心因性疼痛

炎症性疼痛とは、炎症が原因で感じる痛みのことを言います。主に膝に水が溜まる、関節炎、リウマチなどの症状が関わってきます。

神経障害性疼痛とは、文字通り神経に何らかの刺激が加わって起こる痛みを言います。代表的なところでいえば、坐骨神経痛などが有名ですね。

心因性疼痛とは、怪我をしていないor怪我が治っているのにもかかわらず、精神的な要因がもとで痛みがより強く持続してしまう痛みを言います。慢性腰痛や肩こりの患者様に多い痛みですね。

さらに分けると学術論文並みになってしまうのでここまでにしておきますね(笑)とりあえず慢性痛は3つのグループに分けることができることだけ覚えておいてください。

痛みを感じるまでの道のり

痛みを感じるまでには実は長い道のりがあるのです。

The following two tabs change content below.
濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。