筋肉を緩めれば良い訳ではない?緩めすぎると逆に悪化することも!?

筋肉を緩めれば良い訳ではない?緩めすぎると逆に悪化することも!?
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この記事の所要時間: 554

カラダが凝って痛い。

 

この時の対処法はいろいろありますが、筋肉を緩めることが真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?

 

たしかに、筋肉を緩めることは大事なことです。ただ、緩めることによって悪化するケースもあるのです。

 

その理由とは??

 

筋肉を緩めることのデメリットとは?

カラダが痛い時というのは、どこが原因で痛みが起きているのかを考えなくてはいけません。

 

一般的には筋肉が原因と考えることが多いですが、筋肉だけが痛みを引き起こすわけではないのです。

 

関節・神経・内臓・脳・メンタルなど、様々な場所が原因となっていることがあるのです。

 

筋肉が原因であれば、筋肉を緩めるアプローチで功を奏すのですが、そうではない場合には筋肉を緩めることで悪化することも十分に有り得ます。

 

では、具体的にどういうことが起きてしまうのでしょうか?

 

具体例① カラダが不安定になる

例えば腰痛を例に挙げてみます。

 

腰痛のなかでも、咳をすると痛い・くしゃみで腰が抜けそうになるなどの場合、腰やお尻の筋肉を緩めてしまうと安定感がなくなりやすいです。

 

理由は、こういう症状が出ている時、大多数の割合で仙腸関節という骨盤の関節が炎症を起こしていることが考えられます。

 

その時に、仙腸関節付近にあるお尻の筋肉や腰の筋肉を緩めると、緊張が抜けてしまい、仙腸関節を支えられなくなります。すると、腰は余計に不安定になるので、施術する前よりも悪化してしまうケースがあります。

 

こういう場合には、患部を直接緩めるのではなく、患部以外の場所を狙って調整をしていかないといけないのです。

 

具体例② 炎症を強めてしまい、余計に痛くなる

単純にカラダが凝っているだけと思いきや、実は炎症をもともと起こしている場合があります。

 

そして慢性痛と言われる症状でも、時間をかけて強い痛みが出ている時には、炎症が起きていることもあるのです。

 

炎症が起きているということは、以下の状態を持っていると考えられます。

・発赤(赤みを帯びる)

・熱感(熱っぽい)

・腫脹(腫れている)

・疼痛(患部の痛み)

・機能障害(痛くて動かせない)

 

もちろん程度によって症状も様々ですが、これらの状態が当てはまりやすいです。

 

この時に、直接患部を緩めるようなアプローチを行うと、傷を広げてしまい、血行が良くなりすぎてしまうので余計に痛みを強めてしまいます。

 

目安としては、数日間で急激に痛くなるなどの症状は、炎症症状を持っている可能性があるので、筋肉を緩めるアプローチは避けたほうが良いでしょう・・・

 

具体例③ 内科的な疾患が原因の場合は、非常に危険

肩こり・腰痛=筋肉や骨格が原因、と端的に考えるのは非常に危険。

 

中には内臓の病気や、悪性腫瘍などが潜んでいることも考えられます。

 

もしこれらの病気があるにも関わらず、筋肉を緩めるアプローチを行っていたら、最悪の場合、命の危険性も出てきます。

 

何もしていないのに痛い、体勢を変えても痛みが治まらない、夜も眠れないなどの症状が出ている時には、速やかに医療機関で診察を受けましょう!

 

意外と知られていない医療業界の前提条件

インターネットが普及したおかげで、一般の人たちも知識を持たれている人が増えたように思います。

 

これ自体はとても喜ばしいことですし、今後も知識を深めてほしいと願っていますが、ある意味基礎的なことを知らない人たちが多いのも事実です。

 

まず、我々の業界では症状の見れる範囲が決まっています。そして、レントゲンやMRなどの検査機器を扱い、確定診断できるのはお医者だけなのです。

 

何が言いたいかというと、民間医療に全てを委ねるのは危険だということ。何故なら診断ができないから。

 

よく患者様にも言われますが、「病院に行っても良くならないし、行く意味なんてないよね〜」というお言葉をお聞きします。

 

これに関していうと、納得できる部分もあります。しかし、医療の世界ではお医者がトップです。他の医療資格者が白だと言っても、お医者が黒だと言えば黒になる世界なので、ある意味では絶対なのです。

 

なので、カラダに異変を感じる(この場合は痛みですね)時には、お医者に診察してもらって異常がいないか?を調べるのが先ということになります。

 

で、異常がなければ民間医療に掛かるのもアリですし、自分の力で何とかするのもアリなのです。

 

自分の身を守るためにも、こういった順序を踏むのが適切だと思います。

 

筋肉を緩めるのも大事。しかし、見極めるのも重要!

少し話が逸れましたが、僕は筋肉を緩めるアプローチを否定しているわけではありません。

 

僕も筋肉を緩めるアプローチは行いますし、必要な手技の1つだと思っています。

 

ただ、筋肉を緩めても大丈夫なのか?を見極めた上で行わないと、逆効果になってしまう諸刃の剣のような手技でもあります。

 

なので、専門家に診てもらうにしても、キチンとした知識や技術がある人でないと危険なことも多いのです。

 

是非とも院選びに失敗しないように心がけて下さいm(_ _)m

 

結論

筋肉は緩めれば良いというわけではない。

 

こういったところですかね!

 

どうしてこんなことを言うのかというと、実際に似たようなケースを経験された患者様がいたからです。

 

良くなるために施術を受けに行ったのに、結果として悪化してしまった。

 

これでは、何のためにお金を出して施術を受けに行ったのか分かりませんよね?

 

僕も気をつけないといけないことですので、知識・技術の向上に励んでいこうと思います!

 

お互いに頑張りましょう!!

 

p.s. ご予約・ご相談はこちらからどうぞ!

 

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。