テニス肘でお悩みのあなたへ

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今回は肘の痛みについてお伝えします。

 

前回までのおさらい

前回も肘の痛みについて書きました。

軽く前回を振り返ると・・・

 

・肘は3つの関節から作られる

・痛みの原因となる疾患は約20種類

・肘の痛みは筋肉が原因である

・怪我もしていないのに痛みを感じるのは

ライフスタイルに何か原因がある。(スマホやPC)

 

という話でした。

今回は具体的な疾患名を挙げて話しを進めます。

 

その具体的な疾患名というのは

テニス肘です。

 

テニス肘とは?

名前は聞いた事があるかもしれませんね。

テレビや雑誌にもたまに取り上げられる事が

あるので何となく知名度が高いように思います。

 

テニス肘というのはあくまでも俗称です。

正式名称は上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)

という名前です。

 

これは腕の骨にある外側上顆という場所に

起きる炎症の事を言います。

 

ちなみに外側上顆はここです。

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肘の外側のでっぱり部分ですので

比較的わかりやすいかもしれませんね。

 

テニス肘と呼ばれる理由

あなたは何で上腕骨外側上顆炎がテニス肘と

呼ばれるのかご存知ですか?

 

これはテニスプレーヤーがバックハンドで

ストロークする際に頻繁に発生した事から

テニス肘という名前が付いたそうです。

 

今ではテニスをしていない場合でも

テニス肘でまとめられる事が多くなりました。

 

テニス肘が発生する原因

ここからはテニス肘のメカニズムをお話します。

 

先ほど書いた外側上顆というのは手首や指を伸ばす

伸筋群(しんきんぐん)と呼ばれる筋肉が

始まる場所です。

 

そして、その伸筋群の中でも特に重要な筋肉が

あるんですけど、どんどんマニアックになるので

ここでは割愛しますね(笑)

 

そして、伸筋群が使われすぎると外側上顆が

伸筋群によってどんどん引っ張られてしまいます。

イメージ的には骨が剥がれる感じですね。

 

そうすると引っ張られた部分が炎症を起こし、

やがて痛みとなって出てきてしまうという

メカニズムになります。

 

テニス肘は自分で見つける事も可能です

自分でテニス肘かどうかをチェックしましょう!

 

①検査する方の腕を伸ばします

②そしたら拳を軽くで良いので握りましょう

③次いで手首だけを下にグーっと倒します

④その状態で反対の手で検査する手首を押さえます

⑤検査する方は手首を上げようとして、反対の手は

上がらないように抵抗を加えます

 

これで、肘の外側に痛みが出た際は

テニス肘の可能性が高いです!

 

この方法はトムゼンテストと言いまして

病院や整骨院で行われる検査法です。

(僕もよく使っています!)

 

テニス肘の予防法

さて、いよいよテニス肘の予防法を書きます。

 

これは痛めた時期にもよるのですが

初期の状態というのは炎症がかなり強いので

患部を冷やし続けて下さい。

正直この時は何をやっても一時的にしか

痛みが取れないので介入が難しい場合もあります。

患部を冷やす以外には薬を飲んだりテーピングを

貼ったりという対症療法が一般的ですね。

 

発症から1〜2ヶ月くらいになると炎症が

わりと引き始めているのでこの時はバンドを

付けたり、筋肉を緩めたりという方法が

効果的になってきますね。

 

どの方法を選択しても良いと思いますが

僕から1つだけ生活面でのケアをお伝えします。

 

それは何事も体の中心に近い場所で作業する

という事です。

 

「なんで中心に近い方が良いの?」

 

人間の体は中心に近いほど安定し、

力を発揮しやすいように作られています。

 

なので体の中心部分をしっかり使わせる事で

肘に掛かる負担を軽減する事ができます。

 

これはやっていただくと分かるのですが

結構実感しやすいと思います。

 

この方法自体が即効性のある方法ではありません。

でも予防という観点で考えると僕はかなり

適しているのではないかな?と思います。

 

例を挙げると

パソコン作業の多い方は体と机の距離を近くして

あげるといいでしょう。

 

こういう感じで是非とも試してみてください!

 

結論

本来テニス肘は上腕骨外側上顆炎という名前。

テニス肘は骨を剥がすような損傷なので

炎症が強く出てしまう。

予防としては体幹に近い部分で作業をすると

痛みの予防になる。

 

こういったところですかね!

 

テニス肘は本当に治りが悪いです。

最初のうちはなかなか良い成果が出ないので

辛い期間が結構続いてしまいます。

 

 

 

肘は全身に影響を及ぼす関節の1つです。

なので普段から労ってあげながら生活して下さい。

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。