「痛いから安静にする」は、時代遅れ?

「痛いから安静にする」は、時代遅れ?
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「痛いから何もせずにジッとしないと・・・」

 

と、お考えではありませんか?病院でもお医者様に安静を勧められるので、安静にしようと考えるのは自然なことかもしれません。

 

しかし、その考え方は時代遅れになっています!

 

その根拠についてご説明したいと思います!!

 

「痛いから安静にする」は、時代遅れ?

一昔前では、痛いときは安静にしたほうが治りが早いと考えられてきました。

 

身近な例で言うと、捻挫や肉離れなどの怪我でも、包帯を巻いて安静にするというのが医学の常識でもありました。

 

ただ、近年この考え方というのは逆に治りを悪くするのではないか?と考えられるようになってきたのです!

 

では、どうして安静にし過ぎることは良くないのでしょう?

 

それは、筋力が大幅に落ちることが懸念されているからです!

 

安静にし過ぎると筋力が大幅に落ちる?

我々が生きていく中で、筋肉というのは必要不可欠な組織です。

 

この筋肉が使われなくなることで、筋力は落ちてしまいます。

 

筋力が落ちるとどうなるかというと、物理的にいえばカラダを支えることが難しくなります。

 

筋力というのは、1週間寝たきりの場合で約10〜15%ほど低下すると言われています。寝たきりじゃないにしても、安静にし続ければ同様の筋力低下も起こすことが考えられますよね?

 

こうなると、筋肉の中にある血管も血流をうまく循環できなくなりますので、カラダに栄養が行き渡らなくなります。

 

そしてカラダは酸欠状態になり、ホルモンも分泌されにくくなるので、ガチガチな筋肉かつ痛みが出やすいカラダへと変化します。

 

こうやって考えてみると、安静にし過ぎることがどれだけカラダに悪いかが分かりますよね(^^;;

 

今回の件に関して、医療の専門家も警鐘を鳴らしている

今回の話しは、僕らのようなコメディカル(医師・歯科医師以外の医療従事者)だけが言っているのではなく、医療の専門家であるお医者様も警鐘を鳴らしています。

 

いくつかピックアップしてご紹介したいと思います!

 

帝京大学の中川匠教授は、変形性膝関節症について、こう供述しています。

 

変形性ひざ関節症になると、ひざが痛いために「動きたくない」とついつい安静にしがちです。動かずに運動不足になると、ひざを支える筋力の低下や体重増加を招き、ひざへの負担が増加してますます痛みが悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

この悪循環を断ち切る第一歩が「痛くても動く」です。体を動かすことで、筋力アップや減量ができると、ひざの負担が軽減するとともに、痛みが改善され、さらに歩きやすくなるという好循環が生まれます。

(引用元:安静にすると逆効果?「変形性ひざ関節症」の痛みをとる対処法

 

次に、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター特任教授の松平浩先生は、ぎっくり腰についてこう供述しています。

 

世界の多くの国の診療ガイドラインには、ぎっくり腰を代表とする腰痛が起こった場合は3日以上の安静は良くなく、痛みの範囲内で動いた方が良いとされています。

 

様々な研究結果から、3日以上安静にした人の方が、ふだん通り動いた人よりも、その後の経過が悪いことが分かってきたのです。腰痛への認識は、以前と大きく変わってきています。

(引用元:ぎっくり腰は「動かして治す」…腰痛の改善と治療の新常識

 

いかがでしょう?医療の専門家であるお医者様も、安静にし過ぎるのは良くないとハッキリおっしゃっています。

 

常に情報はアップデートされているのが分かりますね・・・・

 

痛くても多少は動きましょう!

今のあなたが、どういう状況に置かれているかは分かりません。

 

ただ、1つ言えるのは痛くても多少は動いたほうが良いということです!

 

先ほどからお伝えしているように、安静にし過ぎるとかえってカラダは悪くなってしまいます。

 

つまり、動かして治すというのが、今や医療の常識になっているのです!!

 

あまりにも痛い場合や、物理的に動けない場合は除きますが、少しでも日常生活レベルの動きを確保しないと、取り戻すのに時間が掛かってしまいます。

 

本来であれば、最低でも30分〜1時間ほど歩くことを推奨したいのですが、それが出来ない方もいると思います。

 

そういう方は、壁に手をついた状態でも良いので片足立ちを30秒〜1分半ほどやってみてください。

 

それだけでも、筋力としては1日3000歩の歩行と同様の筋力を使うとも言われていますから、出来ることから始めてみましょう!

 

そうすれば、痛みの感覚も鈍くなりますし、筋力も強くなっていくので次第に症状も和らぐはずです(^ ^)

 

結論

痛いから安静にするは、時代遅れな考え方である。

 

こういったところですかね!

 

痛いから動くのが嫌だったり、怖かったりするのは当然です。僕も同じ経験を何度もしていますから、お気持ちは分かります。

 

ただ、勇気を出して動くと、意外とイケちゃうことに気がつくと思います(^ ^)

 

そうすれば勝ちも同然です!自由を勝ち取りに行きましょう!!

 

頑張ってください!!

 

 

p.s. 当院の情報は、こちらからご覧になれます!

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。