ぎっくり腰は筋肉も関係する?

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今回はぎっくり腰には筋肉も関係するのか?

についてお伝えします。

 

前回は仙腸関節亜脱臼説を書いたのですが

なかなかボリュームもあって読み疲れたのでは

ないでしょうか?

 

先に言っておきますが今回も十分ボリューム

満載でございます(笑)

 

そんな前振りはいいとして、さっそく本題に

入ろうと思います!

 

知っておかないといけないこと?

ここで新知識を入れて欲しいのですが

ぎっくり腰には筋肉が関係するというよりも

筋膜が関係していると言った方が適切です。

 

筋膜とは全身の組織を覆う膜のことを言います。

この筋膜というのは超大事で僕たち徒手療法家には

必要不可欠なものになっています。

 

筋肉というのは数千本からなる筋原繊維からなっていて

それを包むのが筋膜です。

深い順からいくと・・・

 

筋内膜(きんないまく)

筋周膜(きんしゅうまく)

筋外膜(きんがいまく)

 

という順番になっています。

これらの筋膜をさらに上から覆うのが深筋膜(しんきんまく)という組織になります。

 

深筋膜のおかげで僕たちは筋肉を動かした時に

型崩れしたり動かした瞬間に筋繊維があらぬ方向に

行かずに済むわけです。

 

そして皮下脂肪という皮膚の直下の組織があります。

この皮下脂肪層を浅筋膜(せんきんまく)と言います。

 

筋膜というのは非常に複雑ですが近年注目を

浴びている場所なので世間の認知が筋膜に追いついた

という感じですね。

 

ちなみに筋膜は全身繋がっていて、膜自体は

とても硬いことから第二の骨格とも言われてます。

 

なんで筋膜が関係するの?

筋膜というのは非常に優れた構造をしていて

水分を蓄えたり、形を記憶したりします。

 

例えば、重い荷物を持つ事が多い人だと

力の入った状態が正常だと認識するため

硬い状態を記憶します。

 

体が硬いとなんとなくですが怪我をしやすい

というのはお分かりですよね?

 

そうなんです。

体が硬い状態が正常だと思い込むと硬いままで

生活を強いられるので最悪の状態で疲労が蓄積されます。

 

その疲労の蓄積が原因でその人の持っている体の能力の

限界を超えてしまい、ぎっくり腰が起きるのです。

 

このパターンのぎっくり腰を僕は急性筋筋膜性腰痛と

名付ける事にします。カッコよくないですか?(笑)

 

筋膜性のぎっくり腰は治りやすい?

急性筋筋膜性腰痛は実は治りやすいです。

何故かというと筋膜自体は血液分布が多いため

栄養素の供給が十分に行われるからです。

 

人間は血液分布が乏しいところが非常に治りが

悪くなるので靭帯の損傷や関節の怪我などは

非常に治るのに時間が掛かります。

 

なので前回お伝えした仙腸関節由来のぎっくり腰は

実は治るのに時間がかかるパターンです。

 

どうやって見分けるの?

これはほぼ経験に由来するので正直見てみないと

なんとも判断がしにくいのですが特徴をいくつか

挙げるとすると・・・

 

・お尻よりも上側に痛みが出る

・痛いけどなんとか動ける

・わりと短時間で痛みが引く

 

これらは筋膜が原因のぎっくり腰です。

逆にその場で動けない、力が入らない、お尻付近に

痛みが出る場合は仙腸関節が絡んでいる可能性が

非常に高いですね。

 

結論

筋膜という組織が原因でぎっくり腰になる事がある。

比較的治りやすいのが特徴である。

 

といったところですかね。

 

余談ですがたまに仙腸関節の靭帯が原因でぎっくり腰に

なってしまう方がいます。

これは意外にいらっしゃいますが基本的には体の

防御反応で危険から守ろうとした際に靭帯にカルシウムの

成分が注入されます。

 

筋肉内にカルシウムが入るのはよくない事です。

それが原因で痛みを引き起こしますからね。

この場合は靭帯にあるカルシウム成分を骨に戻して

あげる必要があるので力技が必要になります。

 

僕もぎっくり腰の患者様を見るときにたまに使うのですが

結構痛いので嫌がられます(笑)

 

あとは腰椎の捻挫というパターンもあるので実に

ぎっくり腰は奥が深いものになってます。

 

あなたももし、ぎっくり腰になってしまったら

しっかりと知識があって原因を見極められる先生に

見てもらうのが一番です。

 

それを見つけるのが大変なのが玉に瑕ですね・・・

次回はそういう人たちの為にぎっくり腰の対処方を

お伝えするので楽しみにしててください!

 

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。