子育て中のママさんの腰痛は、肘に原因があるかも?

子育て中のママさんの腰痛は、肘に原因があるかも?
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この記事の所要時間: 620

先日、義理の姉のカラダを見る機会がありました。

 

どうやら持病の腰痛がかなりきつい様子で、参っていました。

 

さっそくカラダを見てみると、どうやら肘に問題が潜んでいることに気がついたのです。

 

子育て中のママさんの腰痛と肘の関係性

「腰痛なのに、どうして肘なの?」

 

と思うかもしれません。たしかに、一見するとまったく関係のないように思えますよね?

 

ただ、肘の硬さというか可動域の悪さというのは、大いに腰痛を引き起こすトリガーになるのです。

 

その理由についてご紹介します!

 

理由① 不自然なカラダの使い方になっているケースが多いから

小さい子は手が離せませんよね?

 

抱っこ・おんぶをしながら洗濯物、料理、掃除など、◯◯しながら何かをすることが多いと思います。

 

その時の姿勢は、まさに上の写真のママさんのように、肘を曲げた状態で子どもを抱きかかえているのがスタンダードになると思います。

 

この時、肘を曲げる時に使う上腕二頭筋(力こぶの筋肉)、上腕筋、烏口腕筋が常に収縮し続けます。

 

〜上腕二頭筋〜

長頭と短頭に分かれる筋肉。

長頭の起始:肩甲骨関節上結節 短頭の起始:肩甲骨烏口突起

長頭・短頭の停止:橈骨粗面、一部尺骨の前腕筋膜

作用:前腕の屈曲(曲げる)、回外(手のひらを上に向ける)

 

〜上腕筋〜

起始:上腕骨内側外側前面の下半分

停止:尺骨粗面

作用:上腕の屈曲(曲げる)

 

〜烏口腕筋〜

起始:肩甲骨烏口突起

停止:上腕骨の内側前面中部

作用:上腕の屈曲と内転(腕を内側に入れる動作)

 

この3つが、主に肘を曲げる時に使われる筋肉たちです。子育て中のママさんは、この上腕の屈曲群がそれはもうかなりガチガチなわけです。

 

こうなると、肩の関節にも影響が出てしまい、それがさらに波及して全身に影響を及ぼしてしまうのです。

 

それもこれも仕方のないことですが、不自然なカラダの使い方が原因となっているのです・・・

 

理由② 原理原則から外れた動作が多いから

ここでも抱っこの話になってしまいますが、人間は1つの偏った動作が多いとカラダに異変が起きます

 

先ほど書いたように、肘を曲げる筋肉は上腕二頭筋・上腕筋・烏口腕筋がメインです。

 

一方で肘を伸ばす筋肉というのは、上腕三頭筋と肘筋(ちゅうきん)になります。

 

〜上腕三頭筋〜

長頭と外側頭と内側頭に分かれる。

長頭の起始:肩甲骨関節下結節 外側頭の起始:上腕骨の橈骨神経溝の上外側方に接して線状に起こる 内側頭:上腕骨の橈骨神経溝の下外側方から起こる

長頭・外側頭・内側頭の停止:肘頭尺骨

作用:上腕の伸展(肘を伸ばす)

 

〜肘筋〜

起始:上腕骨の外側上顆後面上方

停止:尺骨後面

作用:上腕の伸展、回内・回外時の肘の安定化、伸展時の関節包の衝突回避

 

簡単に言うと、二の腕の裏側にある筋肉なのですが、抱っこをする時には上腕三頭筋や肘筋が使われていません。

 

すると、曲げる方ばかり強くなり、伸ばす方は弱いという状態になります。

 

人間の原理原則からいうと、これはかなり良くない状態だとも言えるのです。

 

バランス良く使ってあげないとカラダは安定しませんし、もともと上腕三頭筋などの筋肉は、トレーニーでも弱い人が多い場所なので、一般のママさんたちはもっと鍛えきれていません。

 

こういうのも諸々で腰痛は起きるケースも十分あり得るのです。

 

理由③ 運動連鎖的にもおかしくなるから

ちょくちょく僕のブログで紹介している運動連鎖という考え方。

 

これは基本的には足や骨盤から考えるのですが、手からも考えることが出来ます。

 

抱っこをする時の動作というのは、腕全体を曲げつつ・腕全体が回外(腕が天井を向く動作)となります。簡単にいうと、外側に開こうとする力が強い状態です!

 

すると、同じ腕側の足全体も外側に開く力が強くなり、反対側もバランスを取ろうとして逆に内側に閉まる力が強くなります。

 

後ろから見ると、片方の肩が下がっていたりする場合には、このパターンが当てはまりますね!

 

術者視点からいうと、かなり厄介なねじれ方になりますね(^^;;

 

子育て中のママさんは、自分自身で何をすれば良いのでしょうか?

では、365日フル勤務している子育て中のママさんは、ご自身で何をすれば良いのでしょうか?

 

普通に考えれば、ストレッチをしたり、筋トレをしたりなど勧めますが、時間がどうにもこうにも取れない方がほとんどでしょう。

 

その中でもママさんにやって欲しいことは、抱っこの動作と反対の動きをやるようにして欲しいです!

 

腕を内側にひねる回内という動作になりますが、少しの時間で構いません。1日のうちに必ずこの動作をやってください。

 

理由は片側の動きだけではカラダを悪くする一方なので、子どもが少し寝ている間や寝る前などに、抱っことは反対の動きをしてバランスをとって欲しいからです。

 

気休めにはなってしまいますが、やる・やらないでも違うと思います。

 

そして、育児を快適にさせる・カラダを機能的に使うことも考えると、足の指を使うこともマストです

先日のブログでも書きましたが、足の指は腰痛に超関係があります。

 

足の指をしっかりケアできれば、間接的な骨盤矯正にもなるので、腰痛も和らぐはずです。

 

詳しくは、腰痛を軽減するには、足の指を使うようにすると良い?

 

をご覧くださいm(_ _)m

 

結論

子育て中のママさんの腰痛は、肘に原因があることが多い。

 

こういったところですかね!

 

僕はまだ子どもがいないので、子育ての辛さを語ることは出来ません。ただ、身近にいる人たちを見ていると、本当に大変そうだということは分かります。

 

僕が出来ることといえば、そういう人たちが少しでも快適に過ごせるようにする為のキッカケ作りに過ぎませんが、今後もお役に立てるように頑張りたいと思います!

 

是非とも参考にしてみてくださいね(^ ^)!

 

Do your best!!

 

p.s. 当院の情報は、こちらからご覧になれます!

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。