咳やくしゃみで腰が痛い時の鉄板部位とは?
- 2016.08.07
- 腰痛

咳やくしゃみで腰が痛い。
腰痛が比較的重度であったり、炎症が起きている時に起きやすい症状です。
実は、こういうタイプの痛みの原因というのは、色々ありますが鉄板の場所があります。
今回はそんな、咳やくしゃみで腰が痛い時の、鉄板の部位をご紹介します!
響くような痛みを伴う腰痛
冒頭でも書きましたが、あなたは今現在、咳やくしゃみで腰に響くような痛みにお困りではありませんか?
これって本当に厄介な痛みですよね。変な話、何をしても痛いと言っているようなものですから、対処するのも難しいですもんね。
では、このような症状が起きるような腰痛って一体何なのでしょうか?
代表格となるもので言えばぎっくり腰です。
ぎっくり腰は響く痛みを伴いやすい
ぎっくり腰出てきましたね〜。これは本当に突然来る腰痛ですし、何よりも痛みがかなり強いですね。
何でぎっくり腰は、響く痛みを伴いやすいのか?
これはぎっくり腰の種類にもよるのですが、この場合ですと骨盤が鍵を握ります。
骨盤が原因?
ちょっと意外ですよね。でも僕の経験と知識からすると骨盤というのは、咳やくしゃみで響くような痛みを起こしやすいです。
「なんで骨盤が原因になるの?」
これは骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という場所が大きく関わっています。
響くような痛みには仙腸関節が大きく関わっている
仙腸関節は僕のブログで度々出ている関節です。ここは骨盤にある唯一の関節です。
かなり重要な役割を担っていて、人間のカラダの防御装置として働いています。
そんな仙腸関節ですが、ぎっくり腰の時は高確率で仙腸関節が捻れたり、傷が付いたり、はたまた亜脱臼を起こしたりします。
詳しくは、ぎっくり腰とは?をご覧くださいね(^ ^)
そして仙腸関節は人間の体の防御装置なので、ここが傷が付いたりなどの損傷を引き起こすと、正常に仙腸関節が機能しなくなります。
そうなると、仙腸関節の周りの靭帯などが異常な緊張を引き起こしていまい、靭帯の中にカルシウムが入り混みます。
こうなったら最悪でして、カルシウムは靭帯や筋肉に溜まると激痛を引き起こしてしまいます。
そのせいで、咳やくしゃみといった少しの衝撃でも、痛みが出てしまうのです。
響く痛みが消えるまでの期間は?
メカニズム的な話は何となくお分かり頂けましたでしょうか?
ここからは、その響くような痛みが治るまでの期間についてお話しします。
個人差はもちろんありますが、激痛に関しては1週間くらいで落ち着きます。
「じゃあ痛みが無くなれば問題解決だね!」
と思うかもしれませんが、残念ながらそれは違います。
理由としては痛みというのはある条件が揃えば大体勝手に消えていきます。でもそれは治ったわけではないのです。
根本の部分は何も解決出来ていないので、いずれはまた再発してしまう可能性があります。
再発を防ぐには?
これに関しては、発症したからといって何もせずに安静にするのではなく、痛いながらも動ける範囲で動くことが重要です。
こうすれば、カルシウムが筋肉や靭帯に溜まっているのを、血液中に流すことができるので、痛みの期間がかなり短くなります。
それと同時に血液の流れが良くなるので、傷の治りも早くなるので動くことが何よりも重要です。
それでも治らない場合・・・
その時は、病院もしくは整骨院や整体にかかることをお勧めします。
やはり自分1人だけでは限界がありますので、どうにもならない時は、医療機関か民間医療に頼るという選択肢が出てきますね。
ただ、少し矛盾しますが、医療機関や民間医療に頼りすぎもよくありません。
ご自身で頑張れる範囲で頑張ってもらい、最終手段として第三者の力を借りる。
これが、本来の正しいかかり方だと思っていますし、そういう使い方をしたほうが、不思議と治りやすいんです(^ ^)
痛くてツラい状況だと思いますが、まずは自分の出来る範囲で頑張ってみてください!
結論
咳やくしゃみで響くような痛みが出る際は、骨盤にある仙腸関節が原因となる事が多い。
こういったところですかね!
咳やくしゃみで痛みが出るのは、かなり症状的にも重症だと思います。
でも、どんな症状にも原因があって結果があります。なので諦めずに症状と向き合ってみて欲しいんですね。
今後もお役に立てる記事を書けるように、僕も頑張ります!共に頑張りましょう!!
p.s. 当院のHPはこちら


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