妊婦さんの腰痛について

妊婦さんの腰痛について
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妊婦さんの腰痛。

 

妊婦さんはカラダの痛みがあちこち出てしまうので、妊娠〜出産後までかなり苦労する人も多いですね( ;  ; )

 

今回はそんな妊婦さんの腰痛についてご紹介します!

 

妊婦さんの腰痛について

先日仕事終わりに、僕の兄から連絡がありました。

 

どうやら、兄のふくらはぎが急に腫れてしまったみたいで、それをどうにかして欲しいとのことでした。

 

さっそく兄の家に行くと、兄が「先に嫁さんをみてやって!」とのこと。

 

なんでかなぁ〜と思っていたら、兄の奥さんの腰痛がヒド過ぎてメンタルまでやられてしまっているとのことでした。

 

その腰痛の理由が、奥さんが妊婦さんであったからなのです!

 

僕のスタンス的には・・・

妊婦さんの施術は行っていません。理由はいろいろありますが、リスクが大きいことが1番の理由ですね(^^;;

 

ゴッドハンドの先生方なら、どんな患者様でも受け入れますが、徒手療法の禁忌でもあるので僕は妊婦さんには施術しないスタンスでした。

 

しかし、兄夫婦は翌日に引越しをする関係で、どうにかしないといけない状況。

 

僕の美学を大事にするより、目の前の困っている人をなんとかしないといけない状況でしたので、施術することにしました。

 

妊婦さんの腰痛の特徴は・・・

骨盤が有り得ない角度で前傾することです。要は骨盤が前に倒れてしまうんですね。

 

これは仕方がないことです。赤ちゃんは子宮の中で育つので、骨盤の中にある子宮はどんどん大きくなります。

 

そのせいで骨盤の輪っかを作る仙腸関節と恥骨結合は、正常な位置を保てなくなります。

 

加えて、骨盤は運動する際に、腰椎という背骨の一部も連動して動くのですが、この連動した動きが出来なくなるので不安定な状況になります。

 

さらに、ホルモンのバランスも狂うのでカラダへの影響も絶大です。

 

いうなれば、どこから手をつけようか迷う感じですね(^^;;

 

さっそく施術をすることに

検査も限られたものしか実施できませんが、とりあえず何をすると痛いか?何をするときに障害を受けるか?を調べてみました。

 

まず、背骨全体のチェックをすると、胸椎という肋骨がつく背骨が大きくゆがんでいました。

 

いわゆる側弯(そくわん)と呼ばれるものですが、赤ちゃんがいる関係で仕方がない変化です。

 

あとは、腰椎が機能していないので、機能的なつながりを持つ頚椎を調整することにしました。

 

この調整だけでも、歩くときの刺さるような痛みがなくなり、違和感程度に変わりました。

 

ただ、より安定性を持たせたかったので、ホルモン系と神経系の中枢である、頭蓋骨を調整しました。

 

頭蓋骨を触った瞬間・・・

あれ?右側がまるで動いていない・・・

 

何でかなぁと思ったら、蓄膿症を以前やっていた影響で、副鼻腔炎を作る骨たちがまるで機能していなかったのです。

 

まさに踏んだり蹴ったりです( ;  ; )

 

そして頭蓋骨を触った瞬間、「世界がぐるぐる回る〜・・・」と言っていたので、副鼻腔を作る骨たちはとりあえずノータッチで行きました。

 

今回は後頭骨(こうとうこつ)と呼ばれる、後頭部にある骨をメインで調整しました。

 

後頭骨は仙骨と機能的なつながりがあり、腰痛の患者様には重宝する場所です。

 

後頭骨も有り得ないくらい動きが悪く、若干いつもより時間をかけて調整することに。

 

そして一通りの施術が終わったので、動作の確認をしました。

 

施術後・・・

「ズキっとくる痛みがなくなった!」

 

と喜んでいました(^ ^)

 

まだ重さや若干の痛みはあるにせよ、調整しないといけない場所は調整できたので、とりあえずは経過を観察すつことにしました。

 

欲を言うと、骨盤も調整しないといけないのですが、それはまたの機会に持ち越しです(^^;;

 

2年ぶりくらいに妊婦さんを施術して思ったこと

開業してから妊婦さんの施術は行っていませんでしたが、妊婦さんの悩みはかなり深いと感じました。

 

動きたい動きが出来ないですし、薬も基本的には飲めません。

 

そして構造的におかしくなるのも仕方がない状況です。

 

カラダだけでなく、メンタル的なケアも必要ですし、こちらもキチンとした知識がないと余計に悪化を招きます。

 

幸いにも、産婦人科の勉強を最近していたので何とかなりましたが、もっと詰めて勉強する必要があると感じました。

 

妊娠初期と呼ばれる15週までは、諸々の理由で徒手の介入は避けるべきですが、安定期に入れば徒手の介入も必要だと感じましたね。

 

そういった意味で大きな気づきであったり、施術の展開もある程度模索できそうだと思ったので、いい経験になりました!

 

結論

兄の奥さんの施術をして、いろいろな気づきを得ることができた。

 

こういったところですかね!

 

肝心の兄の足の問題ですが、余力がなくなったので後日報告したいと思います(笑)

 

とりあえず、兄の奥さんが少し回復してくれたので良かったです(^ ^)

 

これから大変な出産を控えていますが、できる限りお力添えをしたいと思いますm(_ _)m

 

頑張ってください!!

 

p.s. 当院のHPはこちら

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。