腰椎分離症って何ですか?

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この記事の所要時間: 410

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今回は腰椎分離症についてお伝えします。

そもそも腰椎分離症と診断はされて概要は聞いたけど

イマイチどういうものか分からないという方が

多いのではないでしょうか?

 

僕のところに来院している患者様から細かく教えて

欲しいと言われたのでこの際ですから腰椎分離症について

細かく話そうと思います!

 

腰椎分離症の概要

概要を知る前に背骨の解剖学を知る必要があります。

背骨にはそれぞれ頚椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎と

分けることが出来ます。

数もそれぞれ決まっています。

 

・頚椎は7個

・胸椎は12個

・腰椎は5個

・仙椎は5個

・尾椎は3〜5個

 

こんな感じで背骨は構成されます。

その中で腰椎という部分に起こるとされる病態です。

 

腰椎分離症は腰椎にある関節突起(かんせつとっき)

という部分上下にあり、この上下の関節突起の間の

連続性が絶たれる状態を言います。

簡単に言うと骨折ですね。

 

一番多い年齢層は中高生のスポーツをバリバリに

やっている人たちが多いです。

そして腰椎の中でも一番下の5番目に発生しやすい

とも言われています。

 

昔は遺伝性のものが多いのでは?

という説が有力でしたが近年では遺伝性のものは

あまり関係ないということが分かってきました。

 

そもそも何で起きるの?

多くは部活動などで激しい運動を長期的に行うことで

まだ成長段階の体に無理がたたってしまい腰椎が

耐えきれなくなって起こるパターンが多いです。

 

人間の骨というのは個人差はありますが20歳前後で

軟骨組織から骨に変わると言われているので強度的に

中高生の骨は弱いのです。

 

そんな中バスケやサッカー、柔道などの競技で

体を前後左右に激しく使いすぎると腰椎への負担は

計り知れません。

 

特に5番目の腰椎に多い理由は体を前屈する時は

4、5番目の腰椎が全体の7〜8割働くように体は

出来ているのでストレスが掛かりすぎるとそもそも

構造的に耐えられないのです。

 

こういったことから5番目の腰椎に腰椎分離症が

多発してしまうというわけですね。

 

腰椎分離症ってどんな症状が出るの?

人によって様々ではありますが大体は前屈や後屈といった

上下の動きをする時に痛みを出します。

 

理由は前屈・後屈をする時というのは腰椎の関節突起が

最も可動性が高くなるからです。

 

あとは発症した時期にもよりますが体の中の炎症が

強い時は日常生活を送る時でさえ痛みを感じます。

 

整形外科に行くと腰椎分離症の度合いによりますが

3〜6ヶ月くらいの安静を強いられます。

「え?ちょっと長くないですか??」と思いますよね。

何せ骨折をしている状態なので医学のプロの見解から

すれば悪化を防ごうとするのは当然ですからね。

 

処方されるとすればコルセットでしょうね。

コルセットをつけて分離の度合いが強くなるのを

防ぐことを考えますから理には適ってます。

 

じゃあスポーツできないの?

ところがそうでもありません。

中高生に多いということもあってか整形外科医も

その辺を考慮してスポーツを完全に禁止するような

ことは最近しなくなりました。

 

もちろん程度はあります。

あまりにも痛みが強すぎる、スポーツが全く出来ない、

日常生活にも支障をきたす。

こういう場合は手術という選択が出てきます。

 

まぁ仕方ない場合もあるということです。

でも多くの場合は腰椎分離症で手術をすることはないので

主治医の先生と相談しながらスポーツを続けるケースが

多いですね。

 

結論

腰椎分離症は腰椎に発生する疲労骨折である。

そしてスポーツをバリバリにやっている中高生に多い。

5番目の腰椎に発生しやすくひどい場合には手術をする。

でも手術をするケースはあまりない。

 

こういったところですね。

 

現に腰椎分離症で苦しんでいる人は多いです。

そういう人たちのために少しでも痛みが緩和できるように

役立つ情報を書いていくので是非とも参考にして下さい!

 

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。