腰椎すべり症って何ですか??

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この記事の所要時間: 417

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今回は腰椎すべり症についてお話しします。

腰椎すべり症も腰痛の中では結構多い症状の1つなので

是非とも参考にしていただければと思います。

 

腰椎すべり症の概要

腰椎すべり症とは1つの椎骨(背骨)が下にある椎骨に

対して前方に滑った状態の総称です。

だからすべり症というのです。

 

この腰椎すべり症は原因から見ると5つに分類することが

できます。それが・・・

 

1、先天的な形成異常にに基づいて起こる第5腰椎の

  高度なすべり症

 

2、脊椎分離すべり症

 

3、椎間板や椎間関節など可動部分の変性による

  変性脊椎すべり症

 

4、外傷性すべり症

 

5、悪性腫瘍や感染などの骨破壊による

  病的脊椎すべり症

 

この5つになるんですけど結構ややこしいというか

複雑な話になっちゃいましたね(笑)

この1〜5のうち特に大事になるのが1〜3になります。

なので4、5は忘れてもらっても大丈夫です!

 

生まれつきのすべり症なんてあるの?

実は数的に言うとそこまで多くはありませんが

実際にいらっしゃいます。

 

これは先天的に仙骨の1番上にある仙椎(せんつい)が

構造的に未発達な状態でその上にある第5腰椎が高度に

前へ滑ってしまうという病気です。

 

厄介なところが成長するにつれて余計にすべりが

キツくなってしまいやがて仙骨の前にすべり落ちる

という最悪なケースを招くことがあります。

 

めっちゃ怖いですね(´Д` )

大体のケースでは思春期くらいに気がついて

来院するというケースが多いですけどあまりにも

状態がひどければ背骨自体をボルトで固定してしまう

こともあります。

 

ちなみに僕は先天性すべり症は見たことがありません。

そもそも我々のような徒手療法で変形自体を治すことは

まず不可能なのでお医者さんに見てもらってからの方が

確実ですね(⌒-⌒; )

 

実は2番目が超重要です!

先ほど書いた5個のすべり症のうち、2番目に書いた

脊椎分離すべり症は1番多く見られます。

 

これは腰椎分離症の病態を思い出して欲しいのですが

腰椎にある上下の関節突起という場所が疲労骨折を

起こすという病態でしたね?

より詳しく知りたい方はカテゴリーから腰椎分離症の

項目を見てみてください。

 

で、分離すべり症というのは分離症がより酷くなって

背骨自体が前にすべってしまうというものです。

かなりひどい状態ですね・・・。

 

多くの場合は腰を曲げた時にずれるような感覚や

バリバリに張った感覚が出てしまい、太ももの裏も

張ってしまうことが多いです。

また下肢(骨盤〜足先)に痛みが生じてびっこを引く

ような歩き方になってしまう人もいます。

 

僕の個人的な見解では腰椎分離すべり症が1番多く

一般的に言われるすべり症というやつですね。

 

かなりスポーツを頑張ったり仕事で労作業が多い人は

すべり症と分離症がミックスされてしまいます。

痛みとしてはかなり辛いと言っても過言ではないです。

 

やっぱり手術しないとダメ?

なんとも言い難いですが分離すべり症で手術をするのは

本当にひどい場合のみですね。

レントゲンを撮った時にすべりの度合いを見てみて

これは手術をしないと後の生活に支障が出ると判断された

場合は手術を選択されます。

 

でも背骨自体をボルトで固定されてしまうので動きも

制限されてしまいますし、近くには脊髄も通っているので

手術中に傷をつけてしまい痺れが出たり痛みが悪化したりと

二次的な被害を出すこともあります。

 

お医者さんと相談された上で手術をするか、それとも

手術をしない方向で行くかを決めたほうがいいですね。

 

結論

腰椎すべり症は腰椎が前にすべってしまう症状である。

5つ分類されるが一般的には分離すべり症が多い。

手術をすることもあるがお医者さんの見解によって

様々なのでしっかりと話し合った上で決めるのがいい。

 

こういったところですかね。

実は変性脊椎すべり症というのも大事なのですがこの時点で

かなりのボリュームがあるので次の機会に書こうと思います。

何故なら読み疲れてしまうと思いますので(笑)

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。