脊柱管狭窄症ってどうなるの?

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この記事の所要時間: 458

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今回も脊柱管狭窄症についてお伝えします。

前回の話は症状よりも原因や分類について書きましたが今回は症状についてピックアップしたいと思います!

 

今回もボリューム満点なので全てをご理解いただくのはとても大変だと思いますから心惹かれた部分だけしっかりと覚えておいてくださいね。

 

脊柱管狭窄症の症状

 

脊柱管狭窄症は痛みはもちろんの事、痺れを引き起こします。その中でも脊柱管狭窄症ならではの症状があります。

その症状は・・・

 

間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。

これがあれば脊柱管狭窄症の可能性が非常に高いと言われています。その前に「間欠性跛行ってなに?」とお思いでしょうからそれについて書いていこうと思います。

 

間欠性跛行とは簡単にいうと休み休みの歩行の事を言います。どういう事かというと、10分歩くと痺れが出てしまいその場で少し休むと解消され、歩行を再開しますがまた足が痺れて休んで、そして回復しての繰り返しの歩行サイクルになってしまうのです。

 

これが非常に厄介で程度によっても症状は異なりますが、10分歩けば痺れる人いれば30秒歩いたら痺れるという方もいます。本当に辛い症状です。

 

間欠性跛行は何で出ちゃうの?

実はここが結構大事なのですが間欠性跛行にも種類があります。これを知る事によってどこがやられているのかがある程度判断がつくようになります。

 

その種類は下のようになります。

・神経根型間欠跛行

・馬尾(ばび)型間欠跛行

・混合型間欠跛行

 

という風に分かれます。

またまた面倒臭い分類が出てきちゃいましたね(笑)でもこれをしれば自分が今どこのせいで悪くなっているのかが分かるので是非とも参考にしてみてください!

 

神経根型の場合

自覚症状は下肢(骨盤〜足先)やお尻に痛みが出るのが特徴的です。これは脊柱管狭窄の種類によっても違いますが一般的には片側に症状を出す事が多いと言われています。

 

実際に僕が今まで見させて頂いた患者様は神経根性の間欠跛行の方が多かったです。

完全に余談ですけど(笑)

 

馬尾型の場合

自覚症状は両方の下肢とお尻、および会陰部(股間付近のことを言います)の異常な感覚が特徴的です。

異常な感覚とは・・・

 

・足に力が入らない

・しびれ

・灼熱感

・ほてりetc.

 

こういった症状を引き起こします。

後は残尿感や失禁などが出てしまう膀胱直腸障害という恐ろしい症状を併発することもあります。

 

でも、痛みはあんまりないんです。

 

めちゃくちゃ不思議な症状ですよね(⌒-⌒; )

 

残りの混合型は文字通り神経根型と馬尾型が組み合わさったものなので割愛しますね。

 

実は2つには共通点がある?

神経根型と馬尾型にはある共通点があります。

その共通点というのは・・・・

 

姿勢で症状が緩和される

 

これです!体を前かがみに倒したり、膝を抱え込むような姿勢を取ると痺れや痛みの症状が緩和されるのです。

 

「え?なんで??」

 

体を前にかがむと脊柱管が広がるので一時的にですが圧迫されている部分が解放されるので症状が消えるんです。なので脊柱管狭窄症の方は買い物する時もカートを利用して前傾姿勢をキープさせようとする人が多いんですよ。痛みや痺れから少しでも改善するために人間の本能的な部分が働いて絞り出した知恵ですね。本当に素晴らしいと思います。

 

驚愕の事実

ちなみに脊柱管狭窄症というのは内科の既往がある方もしくは、現在進行形で症状を患っている方になりやすいのが近年分かってきています。その代表例が心臓疾患(心筋梗塞・高血圧etc.)腎臓疾患(慢性腎炎・透析・ネフローゼ症候群etc.)です。

 

この両者に何か負担が出ている方は脊柱管狭窄症になってしまう方が結構多いです。詳しいメカニズムは解明されていませんが実際に僕が見させて頂いている患者様は心臓疾患をお持ちの方が多いです。

 

あながち嘘ではないのでご安心ください(笑)

 

結論

脊柱管狭窄症の代表的な症状は間欠性跛行である。

間欠性跛行には神経根型・馬尾型・混合型の3種類あってそれぞれで症状の出方が違う。

姿勢を前傾気味にすると症状が改善されるのが特徴的である。

心臓疾患や腎臓疾患の既往がある人は脊柱管狭窄症になることが多い。

 

こういったところですかね!

 

ちなみに神経根型にしろ馬尾型にしろ一度は病院で診察を受けることをお勧めします。何故か言うと間欠性跛行があるからといって必ず脊柱管狭窄症であるとは限らないからです。

 

中にはバージャー病(抹消の血管が詰まってしまう病気)という病気のせいで間欠性跛行が起こっている可能性もありますし、脊髄の腫瘍が原因で症状が起きている可能性もあります。まぁバージャー病は喫煙率の有無で分かりますが腫瘍は意外と分からないことが多いので必ず病院に行って診断されてから整骨院なり整体に行ってください。

 

検査をする前に整骨院で施術を受けて実は脊髄の腫瘍があった、なんてことは結構ある話しなので気をつけましょうね・・・。

 

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。