指を開くと手の甲が痛い!原因は脱力不足?

指を開くと手の甲が痛い!原因は脱力不足?
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この記事の所要時間: 51

「気がついたら、中指と薬指の間が開くと痛いんですよ・・・」

 

先日来院された患者様が、指にテーピングを貼っていたので驚きました。

 

話を聞くと、自分では思い当たる節はなく、気がついたら痛くなっていたとのことでした。

 

施術をして、いろいろ検査してみて分かったことが、根本の原因は脱力不足にありそうな感じでした。

 

手は実に複雑な構造をしている!?

普段何気なく使っている手。

 

普通に生活していて気にもしないことだと思いますが、手というのは本当に複雑な構造をしています。

 

あまりにも細かく精巧な作りをしていることから、脳に最も変化を与えやすい場所と言われています。

 

理由としては、感覚受容器と呼ばれるセンサーが指先には豊富にあり、脳が描いたイメージを再現できるのが手だからです。

 

物を創り生み出すのも手、反対に物を壊し破壊するのも手。

 

相反する2つの力を操作する、ある意味では1番責任重大な場所とも言えます。

 

と、ちょっと変な話になってしまいました(笑)

 

手の使いすぎ=脱力不足という構図

今回の患者さまは、非常に手を酷使する仕事をされています。

 

いわゆるデスクワークですね。

 

データの打ち込み、書類の作成など、それらの業務を期日までに終わらせるとなると、日々急ピッチで対処しなければなりません。

 

これを長い期間ずーっと続けていくと、手も限界を迎えます。

 

今回のケースはまさに手を使いすぎてしまったことが原因なのですが、それはイコールで脱力不足に直結すると思うのです。

 

理由としては、先ほど書いたように脳に最も影響を与え、最も影響を受けやすいからです。

 

「あ〜、早く終わらせなきゃ・・・」という焦り、苛立ち、これらが相まってしまうことで、常に緊張状態を強いられます。

 

ということは、気が休まらない毎日を送ることになるので、やはりカラダにとっては悪いことが起きやすくなります。

 

解剖学的に緊張状態が続くと・・・

筋肉・腱・靭帯などの組織に、カルシウムが溜まるようになります。

 

カルシウムといえば、骨にいい!で有名だと思いますが、筋肉などに溜まると痛みを引き起こすトリガーになるのです。

 

では、どうしてカルシウムが溜まると痛みが出るのでしょうか?

 

これは人間の持つ防御反応が原因なのですが、カラダは異物と判断した物に対して排除しようとします。

 

風邪の時に、咳やくしゃみが出やすくなると思いますが、あれはまさにウイルスや細菌を追い出すために行っています。

 

カルシウムも本来は必要不可欠なミネラルですが、筋肉などに溜まれば異物だと判断されてしまい、総攻撃を受けるようになるのです。

これがカルシウムが溜まることが原因で起きる痛みの正体なのです!

 

術者ができること、それは・・・・

局所的に見れば、カルシウムの成分を血管内に戻すことです。

すると、痛みの原因物質であるカルシウムが筋肉から出て行くので、次第に痛みや可動域の制限が解消されていきます。

 

全体的に見ていけば、肩〜指にかけての連動性を高めることが重要です。

人のカラダは単体で動くというよりも、連動性があって初めて機能するものです。それを無視したカラダの使い方をすれば、どうしてもカラダへ掛かる負担も大きくなり、再発しやすい状態になります。

 

再発防止の意味も含めると、全体を見ないといけないのです。

 

これが術者ができることになります!

 

患者さまができること、それは・・・・

ご自身のおカラダを労わることです。

どうしても自分のカラダに対して、スパルタ気味になってしまう方が多いですが、これは良くないです。

 

ご自身のおカラダを労わることができるのは、ご自身しかいないわけです。

 

ですので、使いすぎたと思えば筋肉を伸ばすようなストレッチをしたり、リラックスをして脳を休めるなど、出来そうなことから始めるのが得策だと思います。

 

特に手に関して言うと、脳との関係が深いこともあるので、多かれ少なかれ精神状態も関係してきます。

 

何事も脱力をすることが大事なので、まずは脱力を意識する生活を送るのも良いかもしれませんね(^ ^)

 

結論

手の痛みは、究極を言うと脱力不足が原因となる。

 

こういったところですかね!

 

ちなみに、この患者さまの施術は無事に成功しました。カルシウムを流す施術と、手の連動性を高める施術をしたのですが、これがまぁ痛いんです(笑)

 

ただ、効果が高いので緊急用と言いますか、即回復させるという点では重宝しています(患者さまには嫌われることを覚悟でやっていますが(笑))

 

もし、これを読まれている方が手の痛みに悩んでいるのでしたら、まずは脱力するところから始められることをオススメします!

 

頑張ってください!!

 

p.s. 当院の情報は、こちらからご覧になれます!

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。