【要注意】膝がガクッと崩れ落ちるのは超危険?その理由は??

【要注意】膝がガクッと崩れ落ちるのは超危険?その理由は??
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この記事の所要時間: 531

「急に膝がガクッと崩れ落ちるんですけど、大丈夫ですかね・・・?」

 

僕が見させてもらっている患者様から突然ご連絡をいただきました。

 

この症状を聞いた時には、正直冷や汗が出ました。なぜなら、この症状が出るということは、膝の疾患の中でも最悪な痛め方をしている可能性があるからです。

 

今回は、この最悪な事例についてお伝えするとともに、注意喚起の意味も込めて力説させてもらいます!

 

膝崩れ(ギビングウェイ)現象をご存知ですか?

今回、僕の患者様を襲った症状を専門的に言うと、膝崩れ現象(ギビングウェイ)と言います。

 

読んで字のごとく、膝が急にガクッと崩れ落ちてしまう症状のことを指します。

 

この症状が出るということは、ほぼ確実に膝の内部に何か問題を抱えているはずです。

 

その代表の疾患についてご紹介します!

 

代表疾患① 前十字靭帯断裂

前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)とは、大腿骨〜脛骨(スネの骨)にかけて付いている靭帯です。

 

関節の中にある靭帯で、膝を安定させる為の靭帯だと言われていることから、前十字靭帯はかなり強い靭帯なのです。

 

ですが、スポーツで急な横へのターン・真横からのタックル・ジャンプの着地の失敗などによって、前十字靭帯が断裂することがあります。

 

単独で痛めるよりも、半月板や内側側副靭帯と一緒に痛めるケースが多いです(アンハッピートライアッドという)。

 

断裂も部分的なのか完全なのかによっても違いますが、一般的に部分断裂以上の損傷だと、足に力が入らない・歩いていて急に止まると膝がガクッと崩れる膝崩れ現象が起こるようになります。

 

外科的な処置が多く、急性なケガでは靭帯を移植・再建する術式を用いられますが、かなり最悪な疾患なので元通りになるのは年単位で時間を要します・・・

 

代表疾患② 半月板断裂

半月板とは、膝の中にあるクッションのことを言います。内側と外側に分かれているのが特徴的です。

 

半月板はショックを吸収するのに非常に重要な役割をしていて、走ったりジャンプしたりなどの動作は体重の約7〜10倍の衝撃が掛かるのですが、半月板があるおかげで普通に出来る動きなのです。

 

しかし、これもスポーツでの急激な接触・横からのタックル・ジャンプの時に膝が内側に入るなどのケガによって、損傷もしくは断裂するケースがあります。

 

さらに、半月板は経年劣化によっても断裂してしまうケースもある場所なので、前十字靭帯同様に厄介極まりない場所です。

 

半月板を痛めた場合は、かなり痛みを伴い、膝の曲げ伸ばしの時にロックが掛かることもあります(ロッキングという)し、前十字靭帯同様に膝崩れ現象も起きます。

 

僕も半月板を損傷したので分かりますが、まぁ痛いですね(^^;;階段とか手すりがないと登れないレベルでしたからね(笑)

 

急性なケガの場合は、内視鏡による部分切除を行う処置が一般的です。

 

今回の患者様の場合・・・

電話で話を聞いた時には、冷や汗が出ました。さすがに前十字靭帯や半月板の急性期のケガは対応不可なので、病院に行ってもらうしかない、という感じです。

 

ただ話を聞く限りだと、痛みも腫れもないし、膝がガクッとする以外は特に違和感はないとのことでした。

 

で、来院していただいたので、話を聞きつつ見させてもらいました。

 

徒手検査などをした結果では、半月板は大丈夫そうで、前十字靭帯が若干緩いという評価になりました。

 

それもそのはず、この患者様はもともと半月板を部分切除しているのとプラス、前十字靭帯も部分断裂をしていた(初めて聞いた(笑))のです。

 

むしろ、よく今まで膝崩れ現象が起きなかったなぁと思うレベルです(^^;;

 

炎症もそこまでないし、膝崩れ現象をなるべく出ないように姿勢の調整、下肢の筋出力を高める施術を行った結果、なんとか不安定感もなくなり、歩く時に頻繁になっていた膝崩れ現象も起きなくなりました。

 

一安心というか、本当にホッとしましたね(笑)

 

急性のケガが原因で膝崩れ現象が起きた場合・・・

真っ先に病院に行って検査を受けてください!

 

前十字靭帯、半月板の断裂は民間医療の業務範囲外なので、速やかに医師の治療が必要ですので、まずは病院に直行しましょう。

 

手術はよほどの重症でなければ第一選択となりませんが、完全断裂の場合は手術しか方法がありません。

 

これも頭の中に入れておいた方がいいでしょう。

 

慢性的に膝崩れ現象が起きている場合・・・

あまりにも日常生活に支障が出る場合は、これも手術適応となりますが、まずは筋肉を強化させる必要があります!

 

主に太ももの筋肉です。大腿四頭筋、ハムストリングの強化は必須となります。

 

ただ経験的に言えるのは、専門家に任せた方が早いと思います。

 

膝崩れ現象を自力でどうにかするのは、かなりハードルが高いです。なので、専門家の指示に従いつつ、自分で出来ることをするのがベストでしょう。

 

膝はとっても大事な場所!

膝は本当に大事な場所です。膝が使えない時点で、日常生活は送れないと言ってもいいレベルです。

 

なので、しっかり労ってあげてください。

 

スパルタにし過ぎてしまっては、膝も報われないと思いますので、日頃のケアをしっかりしましょう!

 

頑張ってください!!

 

p.s. ご予約・ご相談はこちらからどうぞ!

 

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。