良い姿勢になるには、足が大事?むしろ足だけ意識すれば十分かも!

良い姿勢になるには、足が大事?むしろ足だけ意識すれば十分かも!
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この記事の所要時間: 638

「良い姿勢って、胸を張って背筋を伸ばし続けるしかないんですか?」

 

とある患者様からご相談を頂きました。姿勢はたしかに根本から改善するには、避けて通れない部分があります。

 

ただ、背筋を伸ばす=良い姿勢というのは、少し尚早な気もしてしまいます・・・(^^;;

 

やはり、姿勢を見ていく上では足が非常に大事なのです!

 

良い姿勢ってどんな姿勢なの?

一般的に言われている良い姿勢というのは、一体どんな姿勢のことを言うのでしょう?

 

理学療法士の辻村さんという方が書いた文献の中で、矢野さんという方がこういう風に考察されています。

 

「良い姿勢」とは、「背すじがのびていること」「うなじが伸びあごが 引けていること」「胸を張っていること」「両肩は後ろにひかれていること」「下腹(臍 下丹田)に力が入っていること」「全身の筋肉に緊張がなくリラックスしていること」「バ ランスが良く,安定していること」「横から見たとき重心が,耳たぶ,肩,股関節,膝 関節を通り,足の外踝の少し前に落ちていること(前後の傾きがないこと)」「脊柱はゆ るい S 状カーブを描いていること」「脊柱は左右均等で曲がっていないこと」「背骨を支 える腹筋・背筋がじょうぶであること」の要素を挙げている。

(引用元:姿勢についての文献考察

 

なるほど、かなりの要素を含みまくっていることが分かりますね(^^;;

 

ただ、これらの要素を全て含むくらいの良い姿勢って、かなりハードル高くないですか?

 

僕は出来ていない自信がありますね(笑)

 

世の中の90%くらいの人たちが考える、「良い姿勢」は・・・

背筋が伸びている状態だと思います。

今回ご相談していただいた患者様も、そういうお考えをお持ちでした。

 

たしかに、1つの要素ではあると思います。

 

極端な猫背では、カラダに悪影響を及ぼす可能性が高いですし、見栄えも良くないですから、背筋をある程度伸ばすことも重要だと思います。

 

しかし、背筋だけを伸ばし続けても、良い姿勢とは言い切れません。

 

理由は、足・膝・股関節・骨盤・肩・耳・頭などの場所がトータル的にバランスが取れていないといけないので、背筋を伸ばすだけだけでは不十分だからなのです

 

理想的な姿勢というのは、大雑把にいうと立って横から見たときに、耳〜足の外くるぶしが一直線になるのが理想だと言われています。

 

つまり、その一直線のラインを描けるようになれば、良い姿勢になれるということです!

 

では、その為には何かすれば良いのでしょう?

 

それが今回の本題でもある、足が重要な役割を果たしてくれるのです!その理由についてご紹介します(^ ^)

 

良い姿勢には足が重要な理由① カラダの土台だから

地面と常に接しているのは、足です。

 

足が地面に接していることで、人間は歩く・走る・立つといった基本動作を行うことが出来ます。

 

その土台である足の機能が衰えれば、カラダはぐらぐら状態になってしまい、良い姿勢を作ろうとするのが難しくなります。

 

反対に足の機能が正常であれば、カラダは安定し、良い姿勢を保ちやすくすることが出来るのです!

 

良い姿勢には足が重要な理由② 運動連鎖の始まりだから

度々出てくる運動連鎖ですが、足〜膝〜股関節〜骨盤というパターンで、組み立てられることが多いです。

 

運動連鎖的に考えると、足が悪くなれば膝も股関節も骨盤も連鎖的に悪くなる、と考えることが出来ます。

 

つまり、足の状態が良いか悪いかで、カラダの良し悪しも決まると言っても過言ではありません。

 

少し極端ですが、それくらい大事です!

 

良い姿勢には足が重要な理由③ 脳との繋がりが深いから

人のカラダには、様々なセンサーがあります。とりわけ、足(特に足裏)にはメカノレセプターと呼ばれるセンサーがあります(全身にありますが、特に足裏に多いセンサーです)。

 

これは、刻々と変化するカラダの状態や、地面からの情報を感知して、カラダの微妙な力学的な情報を床反力(床から伝わる反発力)として受け取っていると言われています。

 

簡単に言うと、足裏からの刺激をセンサーが感知して、脊髄を通って脳に伝わり、カラダを安定させる指令を出すために欠かせないセンサーということです!

 

もし、メカノレセプターが機能していなければ、人は直立に立つことが出来ません。

 

足はメカノレセプターというセンサーが豊富にあるので、良い姿勢を作るにはいかに足が大事かが分かりますね(^ ^)

 

自分で気をつけた方が良いことは?

ご自身でやって欲しいのは、足の指(足裏全体)をストレッチなどをして、刺激を入れることです

 

足をどれだけ刺激するかが、姿勢の良し悪しに大いに関係することから、足をしっかりと使って欲しいのです。

 

足の指をグーっと反らせたり、反対にグーっと曲げるストレッチを繰り返して行うことで、土台が安定し、メカノレセプターも活性化されるので、良い姿勢を作りやすくなります。

 

あとは、寒いかもしれませんが、家ではなるべく裸足で過ごすことをオススメします!

 

理由は、足で床をつかむ感覚を知って欲しいからです!

 

第二次世界大戦後に、日本人は靴を履くという文化が出来ました。それ以前は草履や下駄などの履物が多かったのですが、今では履いている人の方が珍しいくらいです。

 

でもこれは、日本人にとっては最悪なのです。

 

そもそも日本人には、靴を履く習慣がないので、足が対応しきれないのです。

 

そのせいで足の裏のアーチが壊れてしまい、外反母趾や扁平足が急激に増えたのです(第二次世界大戦前には、日本には外反母趾などの疾患はなかったそうです)。

 

かといって、今の日本で下駄を履いて闊歩するのはちょっと勇気がいります(笑)なので、せめて家にいるときくらいは足を解放させて欲しいのです。

 

そうすれば、足本来の持つ床をつかむという感覚が磨かれ、全身に力を伝えやすくなるのでカラダの負担が減ります。

 

つまり、痛みの軽減にも繋がるのです!!

 

是非とも試してみてくださいね(^ ^)

 

結論

良い姿勢には、足が重要だった。

 

こういったところですかね!

 

背筋を伸ばすのも悪くはないのですが、細かいところを見ていくと、足がやはり大事です。

 

地味で正直ピンと来ないかもしれませんが、意識すれば変わると思いますので、諦めずに頑張ってください!

 

応援してます!!

 

p.s. 当院の情報は、こちらからご覧になれます!

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。