下を向くと首が痛い時は、肩甲骨に問題あり?気をつけるべき姿勢とは?

下を向くと首が痛い時は、肩甲骨に問題あり?気をつけるべき姿勢とは?
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この記事の所要時間: 70

「下を向くと首が痛い・・・」

 

こういう症状は、首が痛い人であれば経験があるはず。

 

この時に気をつけるのが、肩甲骨です!

 

具体的にどんな状態が良いのでしょうか?今回はそんな姿勢に関する話をしていきます!

 

首と肩甲骨は深い関係にある

首と肩甲骨は、かなり深い関係にあると言っても過言ではありません。

 

肩甲骨の状態の良し悪しで、首の痛みが強くもなり、逆に軽減することもできます。

 

ということは、肩甲骨の状態が良くなるような姿勢を心がければ、下を向いて首が痛いという状態もなくなってくるということです!

 

では、どんな姿勢が良いのでしょうか?

 

それは・・・

 

肩甲骨が内側に収まっている姿勢が良い!

もっというと、自然と胸が張れる状態ということですね!この状態であれば、下を向いて首が痛いということもなくなってくると思います。

 

では、どうして肩甲骨が内側にある状態が良いのでしょうか?

 

それは肩甲骨周辺の神経が関係しているのです!

 

肩甲骨周辺の神経について

肩甲骨周辺には、筋肉が大小問わず20種類以上あると言われています。

 

筋肉がそれだけあるということは、筋肉を支配する神経も存在するということ。(支配する神経は20種類もないですが・・・)

 

その中でも、今回のケースで大事だと思われる神経が大きく分けて5つあります。

 

ちょっと専門的な内容なので、興味がない方はスルーしてもらって構いません(笑)

 

①肩甲上神経

肩甲上神経(けんこうじょうしんけい)と言いますが、この神経は僧帽筋(肩こりを感じる場所)の下を通って肩甲骨の後ろに分布する神経です。

 

棘上筋(きょくじょうきん)棘下筋(きょくかきん)という2つの筋肉を支配しています。

 

両者の筋肉は、ローテータ・カフというインナーマッスルの一種で、五十肩の原因となる筋肉でもあります。

 

さらに補足すると、腕に痺れやダルさが出る時というのは、肩甲上神経が圧迫を受けて麻痺を起こしているケースもあります。これを肩甲上神経麻痺と言って、デスクワーカーにしばしば見られる症状です。

 

②肩甲背神経

肩甲背神経(けんこうはいしんけい)と言いますが、この神経も肩甲上神経と同様に僧帽筋の下を通って、背骨と肩甲骨の間に分布する神経です。

 

肩甲挙筋(けんこうきょきん)大菱形筋(だいりょうけいきん)小菱形筋(しょうりょうけいきん)という3つの筋肉を支配しています。

 

肩甲挙筋はまさに首の痛みに関係しやすい筋肉で有名です。大菱形筋や小菱形筋は、肩甲骨の間が痛いなどの症状を引き起こします。

 

③肩甲下神経

肩甲下神経(けんこうかしんけい)と言いますが、この神経は上肩甲下神経(じょうけんこうかしんけい)下肩甲下神経(かけんこうかしんけい)の2つに分けられます。

少し見にくいのですが、両者の神経は肩甲骨の前側を走っています。上肩甲下神経は肩甲骨の真ん中付近に分布し、下肩甲下神経はさらに下の方へ向かって分布しています。

 

上肩甲下神経は、肩甲下筋(けんこうかきん)という筋肉を支配します。

 

下肩甲下神経は、大円筋(だいえんきん)という筋肉を支配します。

 

両者に共通するのが、腕を内旋(ないせん)させること。つまり、腕を内側に回旋させる動きを担っているということです。(エプロンを結ぶ動きが内旋です)

 

肩が硬い人なんかは、内旋がうまく出来ない人が多いので、肩の痛みにも直接関わりやすい筋肉なのです。

 

④長胸神経

長胸神経(ちょうきょうしんけい)と言いますが、この神経は鎖骨の後ろを通ってわき腹に向かって分布しています。

 

前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉を支配しています。

 

前鋸筋といえば、肩甲骨と肋骨を結ぶ筋肉なので、肩甲骨の位置関係に深く関わる筋肉です。

 

さらに、野球選手が鍼灸師に鍼を打ってもらった時に、長胸神経を傷つけてしまい、長胸神経麻痺を起こしたのでは?という問題でも有名になった神経です。(本当にそうだったのかは不明)

 

⑤胸背神経

胸背神経(きょうはいしんけい)と言いますが、この神経は肩甲骨の前を走って肩甲骨の下に向かって分布しています。

 

広背筋(こうはいきん)という筋肉を支配しています。

 

広背筋は直接的に肩甲骨の動きに関わる筋肉ではありませんが、肩を動かす時というのは肩甲骨と腕の骨である上腕骨が一緒に動きます。

 

上腕骨の内旋、腕を内側に動かす内転(ないてん)、腕を後ろに動かす伸展(しんてん)の動作を行うので、やはり肩甲骨にも関わってくる筋肉です。

 

ちなみに、広背筋が発達することで、逆三角形のカラダを手に入れることが出来るので、男性であれば鍛えておきたい筋肉ですね(笑)

 

肩甲骨が内側にないと神経は引っ張られる?

さて、長々と神経について紹介してきましたが、ここで重要になってくるのが肩甲骨が外側に開かれる姿勢がずーっと続くと、神経が引き伸ばされてしまいます。

 

神経の特徴としては、牽引に弱い、つまり伸ばされることがNGという特徴があります。

 

肩甲骨が元の位置にない(この場合だと外側に開かれすぎている)と、肩甲背神経が支配している肩甲挙筋・大菱形筋・小菱形筋などもぐーっと引き伸ばされてしまい、緊張が強くなります。

 

大菱形筋と小菱形筋は、肩甲骨を内側にしまう内転の作用がありますから、この状態だと使われずに本来の動きができない状態です。

 

ですので、肩甲骨自体の動きも悪くなりますし、それに伴って首の動きも悪くなってしまうのです。

 

これが下を向くと首が痛い、という原因になるのです。

 

まずは何から始めるべき??

もちろん、首の動きを良くするためには、首自体の動きを調整するのがベストだと思いますが、首だけを調整したとしても、すぐに戻る可能性が高いです。

 

何故なら、先ほど書いたように肩甲骨の状態は首にも直結することから、肩甲骨自体の調整なども加えていかないと環境が変わらないからです。

 

なので、ご自身で出来ることといえば、肩甲骨の位置を戻すこと。つまり、内側に寄せれるような状態にすることがベストだと思います!

 

その方法としては、前回の記事に書いたようなエクササイズが良いかと思います!

猫背を改善するには背中を鍛えた方が良い?効果的なエクササイズとは??

 

インバーデッド・ロウは、わりと初心者の方でも始めやすいと思いますし、運動的にも程よく刺激が入るので良いと思いますよ(^ ^)

 

結論

下を向くと首が痛い原因は、肩甲骨の位置にある。

 

こういったところですかね!

 

僕が書いたことが全てではないですが、覚えておいて損はないと思います。

 

是非とも出来ることから試してみてくださいね(^ ^)

 

応援しています!!

 

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。