とある柔道少年の話

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この記事の所要時間: 515

この時期といえばあなたは何を思い浮かべますか?

候補としてはこんな感じでしょうか?

・春

・別れの季節

・転職

・引越し

・卒業

・決算

 

色々あると思いますが僕が真っ先に頭に浮かぶのが卒業です!やはりこの一大イベントを素通りするわけにはいきませんね(笑)

 

今回は体の事はほぼ出てこないです(笑)

自分の感じた事をそのまま書いたので面白さは保証できませんが最後までお付合い頂ければ幸いです(笑)

 

つい先日、1人の高校生が卒業をしました

僕はこう見えても小学生〜高校生に柔道を教えています。週に1回程度ですが地元の中学校の道場をお借りして厳しくも愛のある指導をさせてもらっています。(厳しすぎるとも言われますが(笑))

 

この活動を始めて早いもので7年の月日が経ちました。今までは人の何かを教えるなんて事は経験がなかったので始めた当初は方針に戸惑いましたが周りの方の支えもあって方針も決まり、それに賛同してくれた子ども達に自分自身が経験してきた事や培ってきたものを教えている感じです。

 

そんな中で僕がこの活動を始めた当初から見てきた子がつい先日高校を卒業しました。初めて出会ったときはまだ小学生でしたが気がつけばもう高校を卒業するところまで成長していました。

 

いや〜本当にビックリです(笑)

 

最初のイメージは・・・

この子に初めて会ったときの印象は

「ん〜、何かパッとしない子だな・・・」

 

という感じでした(笑)

 

めちゃくちゃ失礼ですね(笑)自分自身も最低な人間だと思います(笑)

 

でもその印象とは裏腹に非常に練習熱心でセンスもあり、礼儀正しい少年へと変貌を遂げて行きました。

 

最も印象的なエピソード

これはこの子が中学3年生のときでした。最後の大会である総合体育大会(以下、総体)の市の予選でギリギリ勝ち上がり何とか県大会に出場を決めた時の話です。

 

僕は子ども達に「結果よりも内容を重視しろ!」と口を酸っぱくして言ってきました。理由は勝ったにしても負けたにしてもその試合の内容によって次の試合でどうすればいいか?が明確になるからです。

 

相手を恐れずに、自分のやってきたものを全て出し切って結果それが負けたとしても責めることはありません。でも逆に何もしないで負けた時や明らかに勝てるのに気を抜いて負けた時には・・・

こんな感じになります(笑)

 

この子も内容が良くなかったので上の画像のような状態になりかけましたが、ここは本人の話も聞こうではないかと思い優しく聞いてみました。

 

そこで出てきたワードが

・緊張していた

・油断していた

・途中で気が抜けた

 

こんな感じでした。普段なら「試合をナメんな!!!」と檄を飛ばすところですが、ここではあえて違った言葉を掛けました。

 

開き直って楽しんでやってこい!

この言葉は僕も以前恩師に言われた言葉でした。この言葉はスポーツをやっていた方なら1度は言われたことや聞いたことがあるかもしれませんね。

 

僕はこの言葉を「魔法の言葉」だと思っています。やはり試合になれば勝ちに行くことを要求されますが、それがプレッシャーとなって潰れてしまう選手も多く見てきました。

 

この子も色々なプレッシャーを抱えていました。なので少しでもプレッシャーを取り除ければと思い、「開き直って楽しんでやってこい!」と送り出しました。

 

すると気が楽になったのか、県大会では今までにないくらいの試合をして好成績を修めてくれました。こういうエピソードはなかなか体験できないのですごく嬉しかったですね!

 

他にもたくさんのエピソードがありますがこのエピソードが今でも昨日のことのように覚えています。

 

約束を果たしてくれた

僕は子ども達に必ず約束してもらう事があります。それは

 

「必ず俺を超えてくれ」

 

偉そうな事を言ってますね(笑)本当に冷静に考えれば気持ち悪いですよね(笑)

 

でもこれは本心です。僕はそもそも左足がほぼ使えない状態です。そんな三流選手なんかに負けていたら次のステージに進めません。なので必ずどこかのタイミングで子ども達に約束してもらっています。

 

ところがその約束を果たしてくれた子ども達はなかなかいませんでした。やはり僕も意地がありますから簡単にはやられません(笑)

 

そんな時に、この子は見事僕を超えてくれました。

 

悔しい想いもありましたが、やっと超えてくれたかという想いで非常に嬉しかったです!約束を果たしてくれてありがとう!

 

次のステージへ

この子を見てから6年の月日が経ち、高校を卒業して次は大学へと進みます。大学でも柔道をやるそうです。本当に立派に育ってくれました。

 

この子は僕に色々な事を教わったと思いますが、実際のところ僕がこの子に色々教わっていたのだと思います。

 

この6年間で僕も色々な事を経験し、まだ夢半ばですが順調に突き進めていると思います。

 

僕のバックボーンは柔道です。柔道をしていたおかげで今の職にも就けました。柔道をしていなかったら何をしていたのか想像もできません(笑)

 

この時期になると色々と考えさせられます。僕も子ども達に負けないように成長していきます!あなたも色々な面で成長できるように頑張りましょう!応援してます!!

 

p.s. 当院のHPはこちら

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。