肩が上に挙がらない原因と対処法について

肩が上に挙がらない原因と対処法について
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肩が痛い人特有の悩みといえば、肩が上に挙がらない。

 

普段バンザイの動作をすることはないかもしれませんが、腕が上に挙がらないというのは、厄介な症状ですよね?

 

その症状によっても原因は違ってきますが、実は肩以外の場所に原因が潜んでいる場合があります

 

今回は、肩が上に挙がらない原因部位についてご紹介します!

肩が上に挙がらない

肩が上に挙がらないという問題を考える時に、まず第一選択としては、肩自体に何かあるのではないか?と考えると思います。

 

たしかに、肩の関節に何か原因がないかを考えるのは、自然なことですね!

 

ですが、肩の関節だけに着目して肩周りの筋肉をほぐしたとしても、すぐに元に戻るケースが多いんですね( ;  ; )

 

それは何故かというと、肩を上に挙げる動作というのは、肩以外の場所もかなり使われているからなのです!

肩を上に挙げる動作は、肩以外の場所も使っている?

ちょっと抽象的かもしれませんので、少しつっこんでお話ししますね。

 

まず、肩を上に挙げる時というのは、大まかに分けて3段階あると言われています。

 

第1段階では、角度でいうと0〜50度くらいです。わかりやすく言うと、気をつけの状態〜歩く時に自然と起きる腕振りくらいの状態ですね!

 

イメージ的に言うと、下の女性くらいの腕の角度です。

 

第2段階では、角度でいうと60〜120度くらいです。わかりやすく言うと、上の写真の女性の肩の位置〜控えめに手を挙げるくらいの状態ですね!(ちょっと分かりにくいかも(笑))

 

イメージ的に言うと、下の女性くらいの腕の角度です。

 

第3段階では、角度でいうと120〜180度です。わかりやすく言うと、上の女性の肩の位置〜マックスまで腕を上げきった状態ですね!

 

イメージ的に言うと、下の女性くらいの腕の角度です。

 

こういう感じで、肩を上に挙げる時というのは、3段階に分けることができるのです。

それぞれの段階によって、原因も変わってくる

そして、肩が上に挙がらない原因を考える時に、それぞれの段階によっても原因は変わってきます。

 

第1段階で考えると、基本的には肩周りの筋肉靭帯に問題があるケースが多いです。

(画像はカパンジー機能解剖学よりお借り)

 

肩の筋肉や靭帯が固まることで、挙げにくい状態になっているんですね。この場合は、肩をケガしたor五十肩で炎症が強い時に陥りやすい問題です!

 

第2段階で考えると、肩周りの筋肉や靭帯以外に、肩甲骨背中の筋肉に問題があるケースが多いです。

(画像はカパンジー機能解剖学よりお借り)

 

この段階になると、肩甲骨の動きが出てくると同時に、肩甲骨の動きに関係する筋肉も使われます。この場合は、五十肩の炎症が引いて関節が固まっているorデスクワークの人が陥りやすい問題です!

 

第3段階で考えると、肩の関節・肩甲骨だけでなく、背骨に問題があるケースが多いです。

(画像はカパンジー機能解剖学よりお借り)

 

この段階になると、肩の関節や肩甲骨がいくら動いても、背骨がきちんと動けないとマックスまで肩を挙げられません。この場合は、肩に痛みがある人以外に、腰痛持ちの人も陥りやすい問題ですね!

 

ですので、これを読まれているあなたが、自分はどこの段階にいるのか?を明確にしないと、なかなか解決に向かうことが難しいと言えますね(*_*)

肩の可動域をほぼ100%挙げやすくする方法

では、肩を上げやすくする方法はないのでしょうか?

 

結論から言うと、肩を挙げやすくする方法はあります!

 

ただ、あくまでも僕個人の経験則が含まれますので、1つの意見として受け止めてくださいね(^^;;

 

僕個人が考える、肩の可動域をほぼ100%挙げやすくする方法は、胸の筋肉の柔軟性を高めることです!

 

胸の筋肉を詳しく言うと、大胸筋(だいきょうきん)という筋肉になります。

胸の大部分を占めるかなり大きな筋肉です。この筋肉は、肩を上に挙げる時にめちゃめちゃ大事な筋肉なんです!

 

ですので、大胸筋の柔軟性を高めることは、肩の挙げにくさを解消する有効的な方法なんですね(^ ^)

 

それでは、詳しいやり方をご紹介しますね!

大胸筋の柔軟性を高める方法

①伸ばす側の腕を内側にしまい、反対の手で肩の付け根をグッと抑えます

 

②押さえている腕はそのままで、伸ばす側の腕を外側に広げていきます

この時に、グーっと伸ばされている感覚があれば大丈夫です。この状態で約15秒くらいキープします。

 

③②が終わったら、元の位置にもどします

この一連の動きを、片方で3回ずつ繰り返しましょう!

 

大胸筋の柔軟性が上がると、肩の動きが良くなるだけではなく、首の動きや肩こりも軽減されるので、きっとお役に立つでしょう(^ ^)

 

万が一、やっている最中に痛みが強くなったり、炎症が強い場合には、直ちに中止するようにしてくださいm(_ _)m

結論

肩が上に挙がらない時は、大胸筋を緩めると上がりやすくなる

 

こういったところですかね!

 

本来であれば、細かくみないと分からないのですが、基本的には今回書いた内容を元に、施術を組み立てられます。

 

何かのお役に立てれば幸いですので、諦めずに頑張ってくださいね!

p.s. 肩の上げにくさを解消したい方はこちら

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濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。