頑固な肩こりの原因は、小胸筋にある?その理由と対処法とは??

頑固な肩こりの原因は、小胸筋にある?その理由と対処法とは??
Pocket

この記事の所要時間: 634

現代人に多い症状の代表格といえば、肩こり。

 

女性に多い症状として有名ですが、近年男性も肩こりに悩まされている方が増えています。

 

そんな肩こりですが、実は小胸筋(しょうきょうきん)という筋肉が大きく関係しており、小胸筋が上手く使えるようになると軽減する可能性が高いのです。

 

今回は肩こりと小胸筋の関係性と、小胸筋のエクササイズをご紹介したいと思います!

 

肩こりは病名ではない!

基礎的な話からさせてもらうと、まず肩こりという病名は存在しません。

 

あくまでも症状の1つです。

 

業界的にいうと、頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)が正しい言い方になります。

 

漢字ばかりでよく分からないと思いますが、要は、首〜腕にかけて起きる症状を総まとめしたような感じですね!

 

肩こり=病名という感じの認識が世間では強いので、肩こりは良くならないという風潮が一人歩きしているように感じます。

 

頑固な肩こりとの関係性が強い小胸筋とは!?

さて、今回のメインテーマとなるのは小胸筋です。

小胸筋とは、胸の表面にある大胸筋の奥にある筋肉です。

 

第2〜5の肋骨(第3〜5肋骨という説もある)から始まって、肩甲骨の烏口突起という場所に付いています。

 

主な働きとしては、肩甲骨を下に下げる(下制)第2〜5肋骨を引き上げる働きをしています。

 

あまりメジャーな筋肉ではない小胸筋ですが、実は肩こりに大きく関係している筋肉なのです!

 

どうして頑固な肩こりに小胸筋が関係しているのか?

それは肩こりの人の肩甲骨に秘密があります

肩こりを感じる場所は、僧帽筋という筋肉になります。別名は「肩こり筋」と呼ばれています。

 

この僧帽筋という筋肉は、肩甲骨を上に引き上げる働きを持っています。

 

肩こりを持っている人に共通しているのは、肩をすくむ姿勢が多いことです。この状態というのは、僧帽筋が緊張している状態で、それに伴って肩甲骨も上にグーっと引き上げられます。

 

すると、僧帽筋の血流が悪くなってしまい、酸欠状態になります。そのせいで肩こりを感じてしまうのです。

 

一方の小胸筋は、僧帽筋とは逆の作用である肩甲骨を下に下げる作用があります。

 

これは拮抗筋(きっこうきん)という関係性になるのですが、運動をするときに反対の動きをする筋肉のことを言います。

 

僧帽筋は肩甲骨を引き上げるのに対し、小胸筋は肩甲骨を下に下げる作用を持つ。

 

つまり、僧帽筋は小胸筋の拮抗筋であるという見方が出来るのです!

 

それの何が問題かというと、あまりにもアンバランスな状態が起きてしまうと、カラダの動きが悪くなってしまい、それが痛みを引き起こしやすい環境を作ってしまうのです。

 

肩こりでいくらマッサージをしてもらっても、すぐに症状が戻ってしまう原因の1つがまさにこれなのです。

 

小胸筋が使えないと呼吸が浅くなる!?

さらに言うと、小胸筋が使えない状況になると、呼吸が浅くなってしまいます

 

小胸筋は、肩甲骨と肋骨をつなぐ筋肉です。肋骨といえば、呼吸をする時に拡がり・縮む骨です。

肋骨の動きが硬いと、肺の動きも悪くなってしまうので呼吸が浅くなります。

 

その呼吸の浅さを作るのが小胸筋です。

 

呼吸が浅くなると、酸素が十分に行き渡らなくなりますので、酸欠状態になり、筋肉がガチガチになります。

 

それだけではなく、自律神経の乱れも起こしやすくなってしまい、不眠・耳鳴り・めまい・頭痛・気持ち悪さなどの症状が出やすくなるのです。

 

その原因を作っているのが小胸筋なので、いかに大事な場所かがお分かりいただるかと思います・・・

 

小胸筋を使えるようにしましょう!

小胸筋を使えるようになれば、先ほど書いたような状態から抜け出せるようになります。

 

つまり、肩こりの軽減につながるわけですね(^ ^)

 

では、そのために何をすれば良いのでしょうか?

 

今回ご紹介するのは、ディップス・スキャプ・デプレッションというエクササイズになります!

 

「何それ??」という反応が来そう(というか確実に来る)なので、簡単にご説明します。

 

まず、ディップスというトレーニングがあります。

バーを両手で持ち、カラダを下に降ろしていき、腕の力で上にグッと上げるトレーニングなのですが、これの派生版となるのがディップス・スキャプ・デプレッションになります。

 

ディップス・スキャプ・デプレッションのやり方

①肩幅くらいの間隔で両手でバーを持つ(バーが無い場合は、机や椅子などで代用可能)

②腕は固定した状態で、肩をすくめるようなイメージでカラダを下に下げる

③肩を下げるイメージでカラダを上に上げる(スタートポジションに戻る)

 

というのが一連の流れになります。

 

コツとしては、肩甲骨をしっかり意識すること。

 

カラダが下がる時には肩甲骨が上に上がり、カラダをあげる時は肩甲骨を下に下げる。

 

この意識がとっても重要です!

 

しかし、文面だけではイメージが湧かないと思いますので、下の動画をご覧ください。

これはDNSというプロテインメーカーの人たちが行っている動画を引用しました。

 

ディップスが腕全体を使うのに対して、ディップス・スキャプ・デプレッションは腕を固定して肩甲骨がメインの動きで行っています。

 

これはまさに小胸筋を刺激する動きになるので、頑固な肩こりを持っているのであれば、かなりオススメのエクササイズです。

 

最初のうちは、動画のように足を上げた状態では難しいと思いますので、足を床に付けたままで 大丈夫です。慣れてきたら足は浮かせてやってみてください!

 

回数と頻度ですが、2日に1回のペースで足つけバージョンを8〜10回×2〜3セットやるようにしましょう!

 

とにかく、小胸筋を使えるようにするのが目的ですから、しっかりと意識して行ってもらい、肩こりを軽減に役立てくださいね(^ ^)

 

結論

頑固な肩こりには、小胸筋が大きく関係している。

 

こういったところですかね!

 

やってもらえれば効果は出ます。ただし、ある程度の期間は継続が必要です。

 

最低でも1ヶ月は掛かると思ってください。期間が長いし面倒かもしれませんが、やることをオススメします!

 

頑張ってください!!

 

p.s. ご予約・ご相談はこちらからどうぞ!

 

当院の情報は、こちらからご覧になれます!

Pocket

The following two tabs change content below.
濱口 康平
整体院 柳華-Ryuka-院長、柔道整復師、古和釜柔道クラブ責任者。 筋トレをこよなく愛し、日々自分を追い込み続けている。 徒手療法、解剖的知識はオタク並に詳しい。